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内田舞

小児精神科医
ハーバード大学医学部准教授
マサチューセッツ総合病院小児うつ病センター長
米国ボストン在住・三児の母。神奈川県横浜市出身。幼少期を日本、アメリカ、スイスで過ごす。趣味は絵画、裁縫、料理、フィギュアスケート。

略歴

2007年:北海道大学医学部卒業
在学中に米国医師国家試験に合格、研修医として採用される。日本の医学部卒業者としては史上最年少の米国臨床医に。
2011年:イェール大学精神科研修修了
2013年:ハーバード大学インストラクター、マサチューセッツ総合病院指導医
2015年:ハーバード大学医学部アシスタントプロフェッサー(助教授)、マサチューセッツ総合病院小児うつ病センター就任
2023年:ハーバード大学アソシエイトプロフェッサー(准教授)就任

活動歴

うつ病、双極性障害、ADHDなど子どもの精神疾患の診療に携わりながら、研修医、医学生、小児科医、小児精神科医への指導を担う。また、マサチューセッツ工科大学と共同で、子どもの感情のコントロールに関わる脳神経バイオマーカーに焦点を当てた脳画像・臨床研究を行う。メンタルヘルス、科学リテラシー、ソーシャルジャスティスに関するコミュニケーターとしても、日米両国のメディアで精力的に活動中。

2021年から、新型コロナウイルス感染症や新型コロナウイルスワクチンに関する正確な情報発信のための、日米の医師ら有志によるプロジェクト(非営利団体)である「こびナビ」に参加。とくに2021-2022年には、自身の三男妊娠中のワクチン接種体験などをもとに、妊婦や授乳中の人向けのワクチン接種に関する情報発信の中心となった。

受賞歴

米国国立精神衛生研究所 K23賞/ハーバード大学医学部 デュポン・ウォレン奨励金/ハーバード大学医学部 リビングストン賞/ハーバード大学医学部 ミルトン賞/アメリカ児童青年精神医学会 エレイン・シュロスサー・ルイス賞/注意障害ジャーナル 最優秀論文賞

厚生労働省主催「第3回 上手な医療のかかり方アワード」 厚生労働大臣賞(最優秀賞)

著作

「天才たちの未来予測図」 マガジンハウス新書 2022年
編著:高橋弘樹 共著:成田悠輔、斎藤幸平、小島武仁、内田舞

「ソーシャルジャスティス 小児精神科医、社会を診る」文芸春秋新書 2023年
著:内田舞